米子市出身の東京オリンピックボクシング金メダリスト・入江聖奈さんが、地元で、鳥大附属病院の一日ボランティア大使に任命されました。

25日、米子市の鳥大医学部附属病院に姿を見せたのは、東京オリンピックボクシング、金メダリストの入江聖奈さん。

入江聖奈さん:
「カエル研究に打ち込んでいます」

まずは近況報告、現役を引退し、2023年春からは、大学院で大好きなカエルの研究に勤しんでいます。
この日、ふるさと・米子市の鳥大病院の一日ボランティア大使に任命されました。

鳥大病院では、2023年8月にサポーター制度を導入。
約60人がすでに登録し、外来患者の案内や、小児病棟での読み聞かせ、図書室の本の整理などのボランティアを通じて、病院を支えています。

一日ボランティア大使の入江さんは、そのPR役。
新たにサポーターに登録した7人に、認証書と入江さんのサイン入り金メダルを手渡しました。
そして車いすの介助を体験しました。

入江聖奈さん:
「右にまわりますね、進みまーす。普段カエルと戯れていてなかなか、こういう機会がなかったので、こういう感じで気を使って行かないといけないと、身に染みて分かり人として、成長できたかなと思います」

鳥大医学部附属病院 武中篤病院長:
「我々は常に地域の最後の砦になりたいと思っています。自慢の病院になりたいと思っています。そこに米子の自慢の方をお迎えできて、ほんとに嬉しいです」

アスリートとして、自分のために頑張ることが多かったという入江さん。
「これからは人のために頑張る機会も増やしていけたら」と話していました。